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システムエンジニア(SE)にとってコミュニケーション能力が必要不可欠な理由をご紹介

システムエンジニアとして仕事をしていると、パソコンの画面と向き合っていることが多くなります。そのため、システムエンジニアにはコミュニケーション能力が必要ないと感じている人が多いのではないでしょうか。しかしシステムエンジニアはコミュニケーション能力が必要とされる職業なのです。

では、システムエンジニアはどのような場面でコミュニケーション能力が求められるのでしょうか。システムエンジニアに必要とされるコミュニケーション能力について紹介していきます。

システムエンジニア(SE)が社内で行うコミュニケーション

システムエンジニアは一日中パソコンや制作中のシステムに向かうだけでなく、他のプロジェクトメンバーとコミュニケーションを取る機会が少なくありません。そこで、システムエンジニアに必要なコミュニケーション能力について、ご紹介いたします。

社内会議

出勤時間の大半はコーティングや大量の設計書を作成するなど、長時間座ってパソコンに打ち込みをする作業となりますが、システムエンジニアの仕事はこれだけではありません。

効率よく案件を進行するため、プロジェクトチーム内で開発工程ごとに担当を分けることが多々あります。 この場合、前工程の担当者から状況や方針について共有を受けたり、システム要件について詳しく説明を受けることもあります。
これらの作業・引継ぎを行うために、社内で会議をする機会はよくあります。さらに、他の部署と連携する案件の場合では、会議の重要性が増します。ただ自分の仕事をこなすのではなく、プロジェクトメンバーで案件状況のすり合わせを行う必要があるのです。システムエンジニアであっても、プロジェクトメンバーとの情報共有が大事になるので、会議におけるコミュニケーション能力が求められます。

チームワーク

会社勤めのITエンジニアは、普段から職場の同僚と関わることが多いでしょう。特に大規模なシステムを運用している企業の場合、営業担当や開発担当、運用担当など複数の部署・担当者と連携して作業を進める必要があります。その中で、何も確認せずひとりで勝手に作業を進めてしまうと、要件と異なる成果物ができてしまう危険性があります。

その為、プロジェクトチーム内でこまめな情報共有を行うなど、チームワークを向上させることが大切になります。これは自由に働くイメージの強いフリーランスエンジニアも同様です。プロジェクトメンバー全員がチームワークを意識することで、プロジェクトの進行が円滑になるため、コミュニケーション能力が求められます。

システムエンジニア(SE)が社外で行うコミュニケーション

システムエンジニアは打ち合わせや営業同行などで、外出することもあります。システムエンジニアが社外で行うコミュニケーションについてご紹介いたします。

プレゼンテーション

システムエンジニアもプレゼンテーションを行い、サービスやシステムを説明する必要があります。発表会が行われる大きな規模だけでなくても、社内やクライアントにシステムを説明する場面で、プレゼンテーションをする機会があります。

プレゼンテーションでは相手に一方的に伝えるだけではなく、しっかりと相手に伝わなければいけません。その場にいる人がIT技術やシステムに詳しい人とも限らないので、専門的なことは相手が理解できる伝え方をするため、説明に必要な資料を用意しプレゼンテーションを行う必要があるのです。

ここでポイントになるのが、プレゼンテーションの目的に合わせ、必要な情報を的確に伝えることです。アポイントを取るとはいえ、限られた時間内で相手に理解してもらうことが大切です。普段からプレゼンテーションを行う機会が少なく練習することも難しいかもしれませんが、社内会議などで意識的にコミュニケーション能力を磨いておくことをオススメします。

クライアント対応

システムエンジニアは、直接クライアントの依頼に対応をすることもあります。クライアントから要求を聞き出して設計書を作成すること、システム要件や機能を説明することも、システムエンジニアの仕事となります。

いずれの工程でも、クライアントがシステムに関する知識を理解しているとは限りません。知識がない人からの質問にも答える必要もあるでしょう。クライアントに失礼がないように会話したり、説明のための資料を作成したりすることも大切です。知識がない人にも、あらゆる手段を使ってシステムを説明できるコミュニケーション能力が必要となります。

また違う側面として、システムの運用に関連する質問だけでなく、直接クレームを受けることもあります。普段からクライアントとコミュニケーションを密に行うことで、クライアントの要望にこたえ、クレームの原因となる問題を未然に解決できるやもしれません。ただし、クライアントの要望に対し見当違いの対応をすると、事態を悪化させかねません。普段から相手の意図をくみ取るヒアリング能力を養う行うためにもコミュニケーション能力を身に着けることが大事なのです。

コミュニケーション能力を身に着けるメリット

システムエンジニアがコミュニケーション能力を磨くことには多くのメリットがあります。

話すことが苦手と感じていても、部署内だけでなく同僚やクライアントなど、コミュニケーションを取るべき相手が必ずいるはずです。相手に不信感を与えてしまうとチームワークが悪化したり、クライアントへ不安感を与えてしまい、結果として成果物となるシステムや自社の業績に悪影響を与えかねません。

もしコミュニケーションが苦手と感じているのであれば、少しづつコミュニケーションをとるように心がけましょう。

コミュニケーション能力を磨いてキャリアアップへ!

キャリアアップを目指すときに必要なスキルはたくさんありますが、そのひとつにコミュニケーション能力があげられます。システムエンジニアとしての実績が向上すると、社内での評価につながり、キャリアアップを実現できますが、プロジェクトマネージャーなどの管理職を目指すには、マネジメントに必要なコミュニケーション能力が求められます。コミュニケーション能力を磨くことはマネジメント能力を向上させることにもつながるので、技術者としてのスキルアップと並行し実践することをオススメします。

まとめ

システムエンジニアは一日中パソコンの画面と向き合うだけでなく、クライアントや同僚と協力してプロジェクトを進めるために様々な場面でコミュニケーションを行います。そのため、自身のコミュニケーション能力を伸ばすことで、プロジェクトを円滑に進められるだけでなく、キャリアアップにもつながります。

システムエンジニアは営業職などに比べコミュニケーションをとることが少なく、苦手に感じる方もいらっしゃることと思います。少しずつコミュニケーションの機会を増やし、日々コミュニケーション能力を磨くことがキャリアアップにもつながるので、ぜひ挑戦してみてください。

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